長く続いているカップルの特徴

ゲイ・レズビアンの人たちも、恋愛をして、カップルになります。当然、短命に終わる所もあれば、死が二人を分かつまで添い遂げる所もあり、その点は普通のカップルと何も変わりません。しかし、生活の仕方や付き合い方の中には、同性愛者に特有の気遣いや工夫が見られます。結婚ができない間柄なので、意識していなければなかなか長続きさせるのは難しいもの。そんな中でも長く続いている同性愛カップルの仲良しの秘訣を、参考にさせてもらいましょう。

付き合って1年半のゲイカップル

Aさん「ゲイ業界はパートナーがコロコロ変わる人も多いので、平均するとカップルの寿命は一般の人より少し短いと思います。僕たちも、カップルとしては1年半でも長い方かもしれません。仲が良い理由は、適度な距離が保てているからだと思います。一緒にいてもお互い邪魔にならないんです」

Bさん「まだまだやりたい事が二人とも沢山あるので、基本的には相手にあまり干渉しすぎず、必要な時に求める、みたいな感じでやってますよ。浮気さえしなきゃ何してても構いません。軽い人も多い業界ですけど、相手が誰かに色目を使われていた、とかにいちいち目くじら立ててたら、すぐ嫌になってしまいますから」

年の差が離れたこのカップルは、二人の距離をコツとして教えてくれました。1年半前後というのは、つい小さなことにこだわって相手を責めてしまったり、必要以上に相手と一緒にいようとして重苦しくなったりすることがありがちな時期ですが、同性同士であることによる理解があるからこそ、自分たちにとって適度な距離が測りやすいのかもしれません。

Bさん「私の方が10歳以上年上なので、性的なパワーを維持するのには気をつけています。それでもいよいよダメ、ということになる前に、バイアグラなど使えるものは何でも使って前向きでいられるようにしよう。そう二人で話合っています(笑)」

Aさん「でも、ネットで売ってるのは偽造品が多いって聞いたから買っちゃだめだよ。かえって健康に悪いものでも入ってたらと思うと心配だからね(笑)」
こんなことをオープンに語り合えるのも、同性カップルだからこそでしょうか。

今年10年目のレズビアンカップル

Cさん「何に対してもきちんとルールを決め、役割分担をしています。ケンカしたらこうやって仲直りしよう、家事はどっちが何をやろう、こうして愛情表現をしよう、みたいな・・・別に明文化している訳でも何でもないのですが、同棲し始めた辺りから、意識して決め事をするようにはしていましたね」

Dさん「結婚はできませんが、結婚している夫婦と生活形態はほとんど変わらないと思います。でも、普通のカップルより平等に色々なことを分担しているんじゃないかな?何となくなぁなぁでやっていると、どうしても得意な方に家事が集中したり、ケンカしてもどちらか片方だけが我慢をして溜め込んでばかりになってしまったりすると思います。でも、そうならないようにと最初から色々二人で決めてきちんと守るようにしてきたので、不平等感が全然ないんです。良い所を作るんじゃなくて、不満がない状態を保つのが、長続きのコツだと思いますよ」

なかなか、生活の一部をルール化するというのは出来ることではないですよね。しかし、一般的な家庭の形や男女の役割などにこだわらない彼女たちだからこそ、成り行き任せにせず、お互いが自分らしく生活するための決まりを作るという発想になったのかもしれません。

同性カップルだからこそ早期に気付いて出来ることではありますが、異性カップルにも出来ないことではありません。なかなか長続きしないことにお悩みの方は、一度彼らの話を詳しく聞いてみるのも良いでしょう。