「レズビアンの見分け方」のウソ・ホント

巷ではまことしやかに「○○な女性はレズビアンである」という眉唾物の噂が囁かれています。それに当てはまっているが故に、男性しか好きにならないのにレズビアンと間違われる人もいるのが事実です。しかし、それらの噂は、本当に正しい物なのでしょうか。いくつかの都市伝説を検証してみます。

都市伝説1:レズビアンは手の爪が短い

これは、半分正解ですが、半分は当てになりません。というのも、セックスにおいて、レズビアンのタチ(攻める側)のメインツールとなるのは人差し指・中指・薬指。挿入の際に相手の女性の性器を傷つけないよう、レズビアンのタチは爪のケアをしっかりしている人が多いのは事実だからです。特に、親指と小指は普通の長さなのに、真ん中の2~3本だけを常に短く切っているという女性がいたら、それは確かに、女性とのセックスのための準備である可能性が高いと言えるでしょう。しかし、世の中には、職業上の必要や単なる自分の好みで、常に爪を短くしている普通の女性も沢山います。爪を短くしている理由までは見た目では分からず、そういう人と区別がつかないので、あまり当てにならないとも言えるのです。

都市伝説2:レズビアンはボーイッシュ

これは、4分の1くらい正解ですが、これだけで判断すると高確率で間違えます。ある程度のボーイッシュな服装は、アクティブな一般女性の間でも普通に好まれますから、判断材料としてはあまりに弱いです。ちょっと髪が短かったり、いつもパンツスタイルだったりというだけで女性をレズビアン扱いしていたら、きっと出会いの機会をかなりの確率で喪失することになるでしょう。ただ、服装に加えて、言動もまるっきり男性そのものだったり、あからさまに女性に対する興味の方が強そうな場合は、少しレズビアンである確率が上がります。

都市伝説3:レズビアンは片耳にだけピアスをする

これはほとんどが間違い。実は、同性愛者の間で「右耳にだけピアスをするとネコ(受身側)、左耳だけならタチ(攻める側)の証」というサインがあるのは本当です。しかし残念なことに、それを知っている同性愛者が、日本にはほとんどいません。また、異性愛者にもそれは知られていないため、ファッションで片方にしかピアスをしていない普通の女性も沢山います。さらに、単純に片方だけ落としてしまって気付いていないというような人まで含めると、同性愛者と異性愛者の区別をするのには、何の参考にもならない情報になってしまいます。

結論として、レズビアンの見分け方はないこともないけれど、普通の女性にも同じ特徴を持った人が大勢いるので、あまり信憑性はない、ということです。あの人もしかして、と思ったら、素直に尋ねた方がよほど確実です。もちろん正直に答えてもらえるとは限りませんが、見た目だけで決め付けてかかるよりはマシでしょう。