セックス時のジェンダーについて考える

男性ならたくましく女性をリードしていかなければいけない、女性は優しく男性を包み込まなくてはいけない・・・そんな風に思っていませんか?しかし実際は、そんな決まりはどこにもありません。同性愛カップルたちは、そういった「性別を基準にした役割分担」がいかに不要なものであるかを、よく知っています。今回は、タイプの違うレズビアンカップル2組に、セックスの時の役割分担について聞きました。

パターン1:女性らしい女性×2のカップル

Aさん「私たちは、業界用語で言うところの『フェム(女性らしい女性)カップル』です。私もBも、オシャレをして化粧をして、女性としての人生を謳歌しています。セックスの時も、二人とも女性なのですから、どちらかが男性の代わりになる訳ではありません。単純な好みの問題で、私よりBが攻めに回ることの方が多いですが、気が向いたら攻守逆転することもあります。要は、お互いが満足しさえすれば、内容は何でもOK!」

Bさん「そうですね。お互いどこが気持ち良いのかなと考えて、刺激し合って、同時にイクなんてこともよくあります。最初に仕掛けるのが私でも、最終的にはどっちが攻めでどっちが受けなのか分からないのがほとんどです。でも、そんな感じの方が、二人とももみくちゃになって気持ち良いんですよね(笑)」

パターン2:男性っぽい女性×女性らしい女性のカップル

Cさん「僕は、身体は女性なのですが、心は男性です。普段は男性として仕事もしているので、厳密には『同性愛』ではないのですが、身体は女性同士なので、便宜上、同性愛者だと人には説明しています。でも、セックスとなると・・・うーん、ちょっと話すの恥ずかしいな」

Dさん「なんで?別に、受身だからって恥ずかしがることはないでしょう。そう、セックスの時はいつも、私が彼を一方的に攻めています。私は一切触れてもらわなくても大丈夫。だって反応が可愛いから!」

Cさん「最初の頃は、男なのに寝転がっていいように攻められているだけだという事に、罪悪感もあったのですが・・・刺激されれば自分は気持ち良いのだし、彼女もそれで満足だと言ってくれているので、別にいいかな、と思うようになりました。考え方が変わってからは、セックスが好きになりましたね」

どちらのカップルも、自分の身体の性別にはこだわらず、それぞれの二人が最も楽しめるやり方を模索していった結果、このような答えにたどり着いたようです。あなたも、身体が男性だからといって「こうしなければいけない」ということに、こだわりすぎていませんか?そのこだわりを捨てた時、新たな境地が発見できるかもしれませんよ。